新潟県小千谷市吉谷の棚田を救おう!(2005/06/11)
中越地震によって大きな被害を受けた棚田を、NHKの生活ほっとモーニングが取り上げたのを偶然見ました。
4月21日の事です
リリーパパはさっそく小千谷市にメールを出し、6月11日約30名が現地に集合しました。

今回の谷口さんの開催趣旨は
棚田を守りたい、田が荒廃してしまえば、新たな災害も起こりかねない、
そのために耕作者を募って守っていこう

というものです。

この棚田。上から見ると何事も無かったように見えます
しかし現地を案内されてその被害の大きさに改めてビックリすることになります


12時に谷口総合農場に集合した約30名

谷口総合農園の谷口さんの挨拶

ここから先は乗用車では向かえないと言う事で軽自動車に分乗して山に入りました

苗の育成をするためのビニールハウスの中で美味しい昼食をいただきながら、
地震や棚田について谷口さんから説明がありました

「棚田を管理していた人たちは高齢で・・
皆様の協力が欲しい・・・」

隣のハウスは地震で地盤が傾き雪の重みで
太いパイプが飴のように曲がって倒壊しています

中においてあった農機具も壊れてしまったそうです

壊れたハウスのパイプが積み上げられています
またトラックで棚田へ向かいました。トラックに乗らなかった人は徒歩で30分ほど歩き登ってきました

棚田へ向かう山道はいたる所で分断されていました

仮復旧で軽自動車がかろうじて通れるようになっています
谷口さんの案内で田植えについて説明を受けながら棚田を1つ1つ見て回りました

歩き始めてから強い雨が降り出しました

NHKのニュース10が取材に来ていました
この先、地震により棚田が大きく崩れている様子を見ることになります

地割れにより干上がった田んぼ

崩れて赤土が流れ込んだ田んぼ

あぜ道にも大きな地割れが多数ありました

無残にも陥没した箇所

下から見上げるとその被害の大きさが判ります
私もNHKのアナウンサーにインタビューを受けましたが、下から見た被害に言葉になりませんでした

「激甚災害に指定され、今年中に修復工事が行なわれる」と説明する谷口さん

この杭が激甚災害に指定された証だそうです

NHKの取材を受ける人たち

でも女性陣は山菜取りもしていました

今回、お世話をしてくださった谷口ご夫妻

リリーは1日お留守番でしたが、帰宅後沢山遊んであげました。今はリリーママと寝ています

パパが帰ってきてホッとした顔をしているリリー

goto 05/06/13
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